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2011-06-21 09:33 | カテゴリ:性教育
内閣府が政府として初めて性暴力被害に対応した無料電話相談「パープルダイヤル」で、「1年以内の強姦・強制わいせつ」は540件あり、うち57%が「加害者は顔見知り」としていた。(内閣府専門調査会で報告)

実施期間は2011年2月8日~3月27日(原則24時間対応)性暴力やドメスティックバイオレンス(DV)を中心に約2万件の相談が寄せられた。


うち、1年以内に強姦・強制わいせつの被害にあった「急性期」は540件。
被害者  10代・・・15%  20代・・・27.8%

加害者(知人) 下記合わせて57.4%  
  職場関係者ら知人  ・・・34.4%
  家族           ・・・14.1%
  交際相手・元交際相手・・・ 5.6%
  配偶者・元配偶者   ・・・ 3.3%

加害者(知らない人)15.7%
残りは無回答と不明

なかなか被害を訴えられずに心身に不調をきたす女性も多く、直後に専門家に相談できる態勢や、精神的なケアもできる拠点づくりが急がれる。
約220件を被害者支援団体や法テラス、医療機関などの相談窓口に紹介した。(北海道新聞 2011.6.18)



これまでも性教育関係者の中では、性暴力の加害者は「知らない人」ではなく「知人」からの多いことが指摘されていました。性暴力を受けた方たちの心身へ影響も心配なことです。
2か月の間に2万件の相談があったということは、それだけ悩んでいた人がいるということ。
多分、電話すらかけられない人はもっともっといるのではないかということだろうと思います。


おとな向けだけではなく、日本の子ども向け漫画雑誌の露骨な性描写はおとなもびっくりのレベルです。
でも学校では雑誌に書かれていることを疑ってみられるだけの性教育が行われているところは、あまりありませんね。


私が性教育の勉強をはじめたのは長男が5年生の時でした。
当時同じサークルにいたお母さんが、理科の授業で受精のことを習った子どもさんから、「ねえ、赤ちゃんてどうやったらできるの?」と1ヶ月以上にもわたって聞き続けられて困っているという話があってからでした。
サークルでも講師に来てもらって勉強したりもしました。


その後、性教育に関する本や雑誌も読みましたし、性教育に関する団体に入って勉強させてもらったりもしました。
いろいろなことがわかってくると、

「性=いやらしいこと」ではなく
「性=大切なこと」と思えるようになってきました。

   

当時学校に働きかけて性教育をしてほしいとお願いしたこともありました。
その時には私だけではなく、お母さんたちの中にも性教育が大切だという方が結構いました。
でも、学校で教えますという話にはなりませんでした。


その話し合いの時には他のお母さんたちや校長先生などがいる前では何も言わなかった養護教諭の先生が、私と二人になったとたんに雄弁になり、自分がいかに性教育が大切だと思っているか、勉強してきたかということを話し始めたときには大変残念な気持ちになりました。

私に雄弁に語ることは、お母さんたちや校長先生たちなどみんなの前で語ってほしかったです。
そして、子どもたちに性教育をしてくださることが一番だったのではないかと思います。



結局思ったことは、「教えてくれるのを待っているうちに、子どもは学校を卒業してしまうであろう」「働きかけても学校で教えてくれないことは、自分で教えた方が早い」ということ。



その後学校の役員を引き受けて、二つの学校の単P研で性教育の講演会を開いたりもしました。
釧路市では岩室伸也先生をはじめ、性教育の専門家の先生をお呼びし、高校1年生(以前は2年生)全員に性教育の授業もあります。


我が家の下の子どもたちの時には、中学校で市の保健師さんを招いて性教育の授業を行ってくれたこともありました。
この時に親にも案内がきましたので、「授業を見たい」と1人の子に言ったら最初は拒否されましたが、「私が見たいのは、あなたたち生徒さんの様子じゃなくて、保健師さんがどんなふうに教えているかということだ」と言ったら、「それなら良いよ」と言ってもらえました。



我が家の子どもたちもこうした性教育の授業も受けたわけですが、授業の後で私に「授業で聞いたのは知っていることばかりだったよ。」「知らなかったのは性病の写真ぐらいだね。(高校生)」と言っていました。

一度の授業で教えられることは限られたことでしかありませんから、誰かがやってくれないことを嘆いているよりは、必要だと思われることは自分で話してきて良かったと思います。



組織に地道に働きかけて対応を変えてもらうも大切なことですが、組織ですることはすぐにできることばかりではありませんし、学校などは中心になっていた先生がいなくなれば「全く無いこと」になってしまうこともよくあることです。
でもそのことを責めることはあまり良い結果を産むとも思えません。
働きかけもしながら、求めてみてもどうにもならないものは自分で努力するということも一つの手段だと思います。


岩室伸也先生のホームページです。
伸也'S Home Pege
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【ジャンル】:心と身体 【テーマ】:心と身体
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